・百万石の留守居役 愚劣・布石
著者:上田秀人
出版:講談社時代小説文庫
5回目のコロナワクチン接種があったので(12/7接種)、そのあと副反応で休養中にこのシリーズの残り(14〜17巻)をベッドで読む計画でした。
…が、それほど副反応も強くなくてw。
ダラダラ計画が流れちゃって、4巻一気読みはできませんでした。
とりあえずは14・15巻。
残りは年末年始休暇かな。
前巻で将軍・綱吉との謁見を済ました本多政長。
綱吉の命もあり、江戸在府を続けています。
婿の瀬能数馬を連れて江戸見物…をしてる間にゴタゴタが…というのがこの2巻。
・数馬が詫び状を書かせた越前松平(福井藩)からの巻き返し(江戸留守居役と国家老が動きます)
・政長不在時に金沢で陰謀を巡らせる勢力が政長の息子を担ぎ上げ。
…大きくはこの二つの動き。
前者は本多政長にコテンパンにやられてしまいますがw。
後者の方はまだ全容が見えず。
そこに尾張藩が数馬の妻・琴に手を出そうと…で、以下次巻。
敵方の襲撃を剣で撃退するシーンがあって、そこは主人公<のはずの>瀬能数馬が活躍するんですが、権力者たちとのせめぎ合いを制するのは本多政長の独断場。
国元の方は奥さんの琴姫が貫禄見せてますしねぇ。
どんどん主人公の影が薄くなるシリーズ終盤ですw。
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