鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

現代版「悪党パーカー」って感じかな?:読書録「続・用心棒」

・続・用心棒

著者:デイヴィッド・ゴードン 訳:青木千鶴

出版:ハヤカワ・ミステリ(Kindle版)

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楽しませてくれた前作に続いての第2作。

期待を裏切らず、楽しい時間を過ごさせてくれます。

 


正直、「第1作って、どんな話だっけ?」ってとこもあったんですが、

大丈夫。

ちゃんと冒頭で「前回のお話」的なマトメをしてくれています。

まあ、それがなくても別にいいっちゃあ、いいんですけどw。

 


ストレートなジェットコースター的ストーリー展開

一癖も二癖もある、魅力的なキャラたち

意表をつく人間関係のもつれ

ドンパチ&アクション

 


特に前の話を覚えてなくても(読んでなくても)楽しめます。

本作のメインラインは「強奪」ですんで、「悪党パーカー」的展開。

現代にアップデートされた「パーカー」ものとしても十分に評価できますな、これは。

 


前作でも「お気に入り」だったロシア人金庫破り&殺し屋「エレーナ」。

やっぱいいなぁ。

ヒロインはFBI捜査官「ドナ」でしょうし、そっちの方の展開もニヤリとさせられるんですが(いつの間にやら外堀が…)、「相棒」としちゃあ、やっぱり…。

 


ちょっとした引きがあって、「続く」ってラスト。

是非ともまた、このメンバーたちに再会したいです。

 


話はまた、忘れてるかもしれませんがw。

 

 

 

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