・スカーレット・ウィザード6
著者:芽田砂胡
出版:中公文庫(Kindle版)
Kindle化されたので、シリーズ最終作を。
「まあ大体5巻で話は片付いてるから、エピローグみたいなもんかな?」
と考えてたんですが、実際発表時は「外伝」だったようです。
http://aso4045.hatenablog.com/entry/2018/04/05/213435
前巻以降の「その後」を描きつつ、作者の出世作「デルフィニア戦記」に繋がる話にもなってます。
実際この二つのシリーズは一つの世界観を共有していて、その後も連作が続いているようです。
本シリーズの「怪獣夫婦」も未だ健在…とのコト。
まあナカナカこのコンビは気に入ってるんですが、これ以上続きを…って気にはならないですね。
そう行こうと思うと「デルフィニア戦記」の方にも手を出さなきゃならんようですし。
5巻までのまとまりに比べて、この6巻の「なんだかな〜」感もその気持ちを後押しします。
先のことは分かんないけど、今んところは、
「なかなかオモロかったけど、これはここまで」
ってことでw。