ビブリア古書堂の事件手帖 扉子と不思議な客人たち
著者:三上延
出版:メディアワークス文庫
前巻で本編終了したビブリア古書堂シリーズの最新巻。
http://aso4045.hatenablog.com/entry/20170306/1488789238
番外編と申しますか、エピローグ編と申しますか。
本編終了後の「その後」を描いていると言う点では、この前読んだ「みをつくし」シリーズの最新刊と同じです。
こう言うの、懐かしくって、いいですな~。
(「エピローグが大事」って言ってたのは、ジョン・アーヴィングでしたっけ?)
本編で結ばれた主人公たちに娘が生まれ、その娘にヒロインが本編終了後に起きた「事件」を語る。
4冊の本を巡る4つの物語。
やっぱりこのシリーズは連作短編のスタイルが一番いいなぁ。
で、それぞれの話には本編シリーズに登場したキャラクターが登場し、それぞれの「その後」も楽しめる。
うん、面白かったです。
「コレで終わり」の「みをつくし」シリーズと違って、このシリーズは番外編がまだありそう。
この線なら、まだ楽しめますかね。