・本と鍵の季節
著者:米澤穂信
出版:集英社
「古典部」シリーズは、個人的には「う~ん…」って感じ。
主人公を含め、キャラ作りが鼻に着く感じがあって…。
これがアニメや映画になるとハマるので、なかなか難しいところでありますが。(特に「アニメ」はかなりの水準の出来だと思います)
<氷菓>
本
http://aso4045.hatenablog.com/entry/20120330/1333055130
映画
http://aso4045.hatenablog.com/entry/20171105/1509889129
「氷菓」は?だったんですが、「満願」はかなり面白く読めたので、書店頭に並んでいるんもを見かけて、衝動買いした本作。
「サイン入り」ってのも後押ししましたw。
結論から言うと「面白かった」です。
「古典部」シリーズのようなキャラの作り込みが少なくて、主人公は割と「フツー」。相棒の方は「訳あり」ですが、これは許容範囲。
「事件」の方は、「ちょっとリアリティが…」ってのもありますが、それを言い出したらミステリーなんか読めないw。
「傑作」と言うのとは違いますが、連作短編ミステリーとして楽しませてもらいました。
もっとも「青春感」は薄め。
だから「古典部」シリーズみたいな「ウケ」は期待できそうもありませんがねw。
続編はないかな?
さて、松倉くんは図書館に戻って来たのかなぁ…