鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

悪魔がこんなにマヌケでいいのかしらん:ドラマ評「ルシファー ファーストシーズン」

先週前半はちょっと体調が悪くて、夜は読書もせずに、タブレットをボーッと。
そのとき観てたのがコレ。FacebookのPRがちょっと気になってて、Netflixに入ってるのを見つけて、何の気なしに1話を観たら、そのまま最終話まで行ってしまいました。
ドラマをシーズン通して観るのは「逃げ恥」以来ですな。


「ルシファー ファーストシーズン」


ただ「逃げ恥」は明確に「ハマった」んですが、こっちはそんな感じでもないんですよね。なんとなく時間つぶしにダラーッと観ちゃった感じ。
コメディタッチの男女ペアでの捜査ものってのは海外ドラマではパターン化してて(個人的には「メンタリスト」が好きでした)、本作もその一種。
二人の捜査現場でのポジションどりなんかがそういう作品群のパターンの鏡写しみたいで、ちょっと安っぽい感じもします。
一方、主人公の「職場」(LUXというバー)あたりはかなりいい感じに作り込まれてますね。車の趣味もいいし、全体としてはお金かかってる感はあります。


「堕天使」が主人公ってのはナカナカ多白い設定ですが、まあこの主人公が結構マヌケ。
堂々と自分が「悪魔」だと言うことを明言してるんですが、周りがそれを信じす、そこにコメディ要素が生まれるんですが、なんか時に「駄々っ子」みたいにも見えるんですよ、これが。
「地獄の審判」だったんだから、それはどうよ?


…とか言いながら全部観ちゃったんだから、退屈はしなかったってことですねw。
中盤の神父が登場する回なんかは、結構気に入ってます。音楽の使い方は、割と好きな方だと思いますね。
マヌケっぽいルシファーも含め、登場人物たちは皆よいキャラクターになってます。
ヒロインとの恋愛要素もありますが、ここがそこまで追求されてないところ(もしくは的外れな方向に流れてるところ)なんかも個人的にはポイントです。


セカンドシーズンももう出てるんですよね。
さて、いつごろNetflixにラインナップされるかな?
ちょい、楽しみではあります。