鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

そこまで「昆虫好き」でないこと、判明:読書録「昆虫はすごい」

・昆虫はすごい
著者:丸山宗利
出版:光文社新書

昆虫はすごい (光文社新書)

昆虫はすごい (光文社新書)


「面白い」と評判の新書。
前々から気にはなってたんですが(デカ帯になって、なおさら)、なかなか読む機会に恵まれず…で、今回の三連休にやっと読みました。
ま、タイミングに特に意味はないんですがw。


まあ「面白い」かな?
コンパクトにまとまった「ファーブル昆虫記」。
でも最新の知見も反映してて、なおさら昆虫たちの興味深い生態が数多く紹介されています。
「好きな人」にはたまらんでしょうなぁ。
…問題は、僕自身がそこまで「好きな人」じゃないってことですw。
割と今までは「昆虫好き」と漠然と思ってたんだけどなぁw。


特に「アリ」。
いやぁ、確かに興味深いと思いますよ。
社会性のあり方から、擬態、共生、寄生と、驚くほどのヴァリエーションがあって、一つ一つが想像の範囲外だったりします。
作者の専門にも近い分野なんで、ここら辺は豊富に紹介されてて
…で、そこまで「アリ」に興味を持てない僕は、後半若干辟易ギミになってしまいましたw。


全体としてはわかりやすく、興味深い昆虫たちの生態が紹介されている新書として、実によくできているし、面白い本だとは思うんですがね。
こっから「昆虫」に興味を持つ人が出てきてもおかしくないし、そうであって欲しいとは思います。
…ただ、僕はそうじゃないか、とw。


少し内容を話しをしたら、息子はちょっと興味を持ったようでした。
もしかしたら、息子の方は…。
そこに期待して、家族のもとに残して単身赴任先に戻ってきました。


いや、ホント、「いい本」だと思うんですよw。