鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「教育」や「医療」関係者は読んだ方がいいかも:読書録「キミのお金はどこに消えるのか」

…でまあ、「がんばってるのになぜ僕らは豊かになれないのか」の前作を読んでみました。 興味深く読めましたし、マンガとしても面白かったです。(月さんの「バッサリ」な切り返しが好きw) でもまあ、内容的には「がんばってる〜」を読めばいいかな? この二…

コロナ禍を「チェンジ」のきっかけとできるか?:読書録「がんばってるのになぜ僕らは豊かになれないのか」

井上純一さんの「中国嫁日記」は結構好きなマンガだったんですよね。 その井上さんが経済に関するマンガを書いてるのは知ってたんですが(「キミのお金はどこに消えるのか」)、書店でパラパラって読んだら、ちょっと面倒臭そうだったんでw、スルーしてしま…

「鬼滅の刃」に続くのは…

息子と娘のオススメはこちら… 「呪術廻戦」(娘) 「ワールドトリガー」(息子) どちらもアニメを見ての「オススメ」。 これは「鬼滅の刃」もそうでした。 で、両方ともマンガで読んだんですが(ええ、読んじゃいましたw)。 うん。 確かにどっちも面白い。…

何はともあれ、「その腹をなんとかせぇ」っちゅうコトですなw:読書録「脳寿命を延ばす」

・脳寿命を延ばす 認知症にならない18の方法 著者:新井平伊 出版:文春新書 年明けから「50肩」に苦しんでおりまして…。 いや、もう50代だから、「60肩」? ともかく右肩が「上がらない」「回らない」って状態になってまして、ここ1ヶ月ほど整形に通いつつ…

こりゃ確かに出来がいい(原作との距離感はともかくw):映画評「陰陽師 とこしえの夢」

…というわけで「二つの世界」より前に公開されたこの作品を続けてみたんですが、 こりゃまあ、「二つの世界」よりかなり出来がいいですな、確かに。 それは始まって数分で「納得」です。 本作の方は「夢枕獏原作」を明確に打ち出していて、「確かにそういう…

ゲーム世界の実写化という点では悪くないのではないか、とも:映画評「陰陽師 二つの世界」

「陰陽師」といえば「夢枕獏」ですが、本作はそちらが原作ではなくて、中国で制作されているゲームをベースにした映画のようです。 もっとも「晴明」と「源博雅」が登場するあたり、ゲームと夢枕作品の関係は「?」なとこもありますがw。 日本ではNetflixオ…

30年前の宿題にようやく手をつけるというお話w:映画評「星の王子 ニューヨークへ行く2」

前作は人気絶頂エディ・マーフィーのお下品なブラックパワー<おふざけ>映画。 今作は「ルディ・レイ・ムーア」で復活したエディの、やっぱりお下品なブラックパワー<おふざけ>映画w。 豪華な出演陣、多様なブラックミュージックを楽しむ…って言う点では…

観終えて振り返ると、意外に邦題も悪くないかも…と:映画評「時の面影」

キャリー・マリガン、レイフ・ファインズ主演のNetflixオリジナル映画。 イギリスの重要な遺跡である「サットン・フーの船葬墓」の発掘秘話…をベースにしたストーリーです。 サフォークの美しい景色、30年代から40年代のイギリスの生活様式、差し込む光を効…

アイアンマンはドクター・ドリトルになれるか?:映画評「ドクター・ドリトル」

ロバート・ダウニーJr.が「ドクター・ドリトル」を演じます。 まあ、これに乗れるかどうかってのが、まずありますかね。 ドクター・ドリトル。 イメージは「ハンプティー・ダンプティ」腹ですからw。 コロナ絡みでの公開になってしまったので、公開日が変更…

これはもう、「大画面」で観ないと…:映画評「ワンダーウーマン1984」

SFアクション大作の場合、大概はそうなんですが、本作は「特に」。 これを電車の移動中のiPhoneで観た僕の判断が間違ってましたw。 「ワンダーウーマン」第2作。 なんですが、ガル・ガドットの「ワンダーウーマン」は「ジャスティス・リーグ」にも登場してる…

娘「感動とかはしなかったけど、<圧>がモノ凄かった」:読書録「推し、燃ゆ」

・推し、燃ゆ 著者:宇佐美りん 出版:河出書房新社 この題名のインパクトで、 「読んでみるかな〜、どうしようかな〜」 と悩んでたんですが、娘が「読みたい」と言ったので、購入。(結局、妻も息子も「読みたい」と言ってます) で、冒頭に記したのが、娘…

さすがにマーベル作品に関して事前知識がなかったら、訳分からんでしょうね:ドラマ評「ワンダヴィジョン」

「ディズニー+」で毎週公開されていた「ワンダヴィジョン」が金曜日で最終回(全9回)。 「どういうオチをつけるのやら?」 と思ってましたが、それなりに決着がつきました。 ま、もちろんマーベルですから、一部クリフハンガーにはなってるんですが…。 50…

お二人の「働き方」に関する考え方は至極真っ当ですが、日本の組織では「外れ値」:読書録「あなたの会社、その働き方は幸せですか?」

・あなたの会社、その働き方は幸せですか? 著者:上野千鶴子、出口治明 出版:祥伝社 コロナ禍で、その「外れ値」が少し中央値によって来てるし、森発言以降の世論の動きは「日本における<女性>の置かれている状況」を浮き彫りにしています。 さて、アフ…

こういうのを作れるのがNetflixなんですかね:映画評「Mank/マンク」

「市民ケーン」の共同脚本家ハーマン・J・マンキーウィッツ(マンク)を主人公に、「市民ケーン」の製作の裏側を、ハースト、ハーストの愛人(マリオン・デイヴィス)、オーソン・ウエルズとの複雑な関係・軋轢を軸に描いた作品。 映画「市民ケーン」のスタ…

このスタイルは面白い:第21回村上RADIO

もう「21回」。 年越しの放送があって、バレンタインデーのストリーミング配信もあって、なんか特別感がどんどんなくなってきてるような…。 ま、いいんですけどw。 今回は「セルフカバー」特集で、最初にオリジナルを掛けて、途中からセルフカバーに…という…

トランプ・ムーブメントの一方でリベラルが見ていたもの:読書録「Weの市民革命」

・Weの市民革命 著者:佐久間裕美子 出版:朝日出版社 ニューヨーク在住のジャーナリストが、主として「消費活動」の面からのリベラル的な動きをフォローした作品。 期間としてはトランプ政権の後期から新型コロナの感染拡大/トランプ落選あたりをカバーして…

邦題は文芸作品っぽいけど、結構「西部劇」してます:映画評「この茫漠たる荒野で」

アメリカでは劇場公開したようですが、日本じゃNetflixでのストリーミング配信。 西部の自然とか、街の様子とかを「引き」の絵で見せてくれるんで、大画面で見たらそれなりの感慨はあったかも。 でもiPhoneの画面でも、十分に楽しめましたよ! (ちょっと車…