鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

ゲーム世界の実写化という点では悪くないのではないか、とも:映画評「陰陽師 二つの世界」

「陰陽師」といえば「夢枕獏」ですが、本作はそちらが原作ではなくて、中国で制作されているゲームをベースにした映画のようです。

もっとも「晴明」と「源博雅」が登場するあたり、ゲームと夢枕作品の関係は「?」なとこもありますがw。

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日本ではNetflixオリジナルになってますが、本国では劇場公開されたのこと。

ただ興行成績そのものは「今ひとつ」だったようです。

まあ、脚本がチョット「弱い」ですかね。

分からなくもない。

 

でも、個人的には「ゲーム世界の実写化」という点では悪くないとも思います。

「妖の世界」とか、妖怪、式神等、なかなかバラエティに富んでて楽しめました。

もっとも「二つの世界」のもう一つ、「人間の世界」の方の設定が中国版ファンタジーになっちゃってるんで(「平京城」とかw)、「人間界」も「妖界」もリアリティが薄くて、そこらへん、ストーリーのメリハリのなさにもつながっちゃったかもしれません。

 

どうも中国では「陰陽師/晴明」ってのは人気があるらしくて、本作以前にも「陰陽師 とこしえの夢」という作品が制作されています。

こちらがなかなかも評判なので、そこら辺と比較されて本作の評価が低くなってるって面もあるのかもしれません。

「チェン・クン」の晴明、僕は結構好きなんですけどねぇ。

 

「とこしえの夢」の方も、Netflixにありますから、こっちも観た方がいいかな?

しかし僕も、結構な「陰陽師」好きですな、こうなりますとw。

 

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