鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

え〜っと…「正義の味方」…ですよね?マッコールさん:映画評「イコライザー THE FINAL」

邦題は「THE FINAL」。

原題の方は「3」だそうです。

じゃあ、続編も…ですが、監督によるとやはりFINALとのこと。

まあ、妥当かな。

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シチリアのマフィアを壊滅させたマッコールは負傷してしまい、アマルフィ海岸の小さな町で倒れてしまう。

重傷だった彼を街の医者は助け、街の人々は傷を癒すマッコールを優しく迎え入れてくれる。

「自分の居場所」を見つけたような安らかな気持ちを感じるマッコール。

しかしその街にも暴力の影は迫りつつあった…

 


トーンとしては1作目に近いところがありますかね。

ただこちらのマッコールさんはとにかく「怖い」。

冒頭から緊張感バリバリなんですが、もうなんだかどっちが悪役なんだかわかんないような底知れない「怖さ」が全身から漂ってきます。

1作目のラストの対決のシーンなんかもそんな感じでしたが、本作ではそれがアソコでもココでも…。

デンゼル・ワシントンはいい笑顔してるだけに、あの死んだ魚のような目が、ホント…

ストーリーとしては「なめてた相手が殺人マシーンでした」を王道で行く展開。

その<殺人マシーン>の底知れなさを見せつけるような作品でした。

 


シリーズものですからね。「1作目」の出来がいいのは確か。

作品としてのまとまりとしては、「1作目」が買いです。

しかし本作もナカナカどうしての出来。

ラストの<種明かし>的なオチも悪くありません。

ダコタ・ファニングを使うのも「なるほど」感あります。

そして肝に銘じられます。

「マッコールさんを怒らせてはいけない」

 


シリーズを見て来た方は必見。

ご覧になってない方は、ぜひ「1」「2」を予習してください。

その方が楽しめますよ。

 


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