御年80歳のハリソン・フォードがまさかの「インデ・ジョーンズ」復帰。
「どうしようかな〜」
とは思ったんですが(監督がスピルバーグじゃないし)、前4作全部観てますからね。
公開が終わる前に駆け込みました。(エキスポの109では昼の回1回だけになってました)
定年を迎えるインディ・ジョーンズ。
息子を戦争で亡くし、妻との関係も破綻しつつある。
定年の日、名付け子のヘレナが現れ、インディの親友であり、彼女の父親でもあるバジル・ショーが生涯研究していたアルキメデスの秘宝「アンティキティラ」を奪っていく。
その秘宝を、かつてナチに協力していた物理学者ユルゲン・フォラーも追っており、インディはその壮絶な争奪戦に巻き込まれる…
このシリーズ、個人的には
「出来がいいのは1作目、楽しいのは2作目。3・4作目は微妙」
というのが僕の感想なんですけど、本作については
「1・2作目には及ばないけど、3・4作目よりは好き」
ってとこかな。
3・4作目はインディのキャラクターの掘り下げを狙ったのか、彼の家族が絡んだ物語となってましたが(3作目は父親、4作目は息子)、インディってそういうのがなんとなくシックリこないというか…。
本作もある意味「家族」がテーマになってるんですが、そういう「家族がしっくりこない男」のたどり着くところとしては、結構いい感じに仕上がってるんじゃないか、と。
少なくとも1作目から見てきた者としては、ラストはしみじみするところがありました。
まあ、映画としてはどうですかね。
上映時間154分。
長いってw。
延々やってる追っかけっこに、中盤少しダレました。
若返った序盤から、NYでの馬に乗っての逃走シーンのあたりまでは気分アゲアゲだったんだけどな〜。
ラストのオチで、ダレのマイナスポイントは帳消しにはなりましたが。
ま、あのテーマが流れたら、どうであっても脳内にアドレナリンが放出されちゃうんですけどね。
なんにせよ、これでハリソン・フォードの「インディアナ・ジョーンズ」は見納め。
そう考えると、幸福な締めだったんじゃないかな。
お疲れ様でした。
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