鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

エンタメ・ミステリー映画ですな〜:映画評「ナイブズアウト グラス・オニオン」

ダニエル・クレイグ主演、ライアン・ジョンソン脚本・監督の「ナイブズアウト」シリーズ第2作。

名探偵ベノワ・ブランが大富豪が所有するギリシャの孤島で起きる殺人事件の謎を解きます。

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大富豪、豪邸、ギリシャ、孤島

 


いやぁ、黄金期の本格ミステリそのものの舞台だて。

エドワート・ノートン演じる富豪は、ちょっとイーロン・マスクを思わせるIT長者なんですが、そこら辺は添えもんの設定で、基本的には本格ミステリー。

…なんですが、ストーリー展開には仕掛けがあって、それがラストにストンと落ちます。

 


ちょっとした社会批評みたいなもんがなくもないけど、まあ「エンターテインメント」です。

絵面の豪華さ、多彩な出演陣、シャープなカメラ、ケレン味のある演出を楽しむ「エンタメ・ミステリー映画」そのもの。

最近だとケネス・ブラナーが「ポアロ」ものでこの路線やってますが、エンタメに振り切ってる分、僕はこっちの方が好きですね。

こういう映画、推理とか、どうでもいいしw。

 


シリーズの継続は想定されてるようですが、今のところハッキリとした計画はなさそうです。

シナリオが大変でしょうからね、この手の作品の場合。

しかしまあ、是非とも期待したいところ。

そん時は、今回ちょいと顔出ししたベノワの同居人にも活躍していただきたいですなぁ。

あれは驚きましたw。

 


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