「(500)日のサマー」「gifted」のマーク・ウェブ監督作品。
…って、この二作は見てなくて、「アメージング・スパイダーマン」だけなんですけどね、観てるのはw。(面白かったですよ)
「さよなら、僕のマンハッタン」
ジェフ・ブリッジズのナレーターが挟まれる形式を考えると、物語全体が、彼の書いた小説…という見方も出来るけど、まあそこら辺はあまり踏み込まなくても良いかな?
別に「信頼出来ない語り手」の物語ではなさそうですし。
ただアート系の小説家の作品にして、「このストーリーはどうなん?」とは思いますけどねw。(一応「謎」はあるんですけど、ちょっと浅いと言いますか、何と言いますか…)
でも「映画」としては楽しめました。
構図とか、編集とか、音楽の使い方とか。(思ってたより、「音楽映画」じゃなかったですけど)
「ちょっとしたファンタジー」と思って観れば良いんじゃないかなぁ。そう思えば、ラストの落ち着きどころも、まあ…。
物語としては主人公の青年の「成長譚」。
でも推進力はオッサンたち(ジェフ・ブリッジズ、ピアーズ・ブロスナン、シンシア・ニクソン)の物語にあります。
これもまあ「ありがち」っちゃあ、「ありがち」ですがねw。