Netflixオリジナル3DCGアニメ。
個人的に3Dアニメってキャラデザインの合う/合わないが結構あるんですが、本作は「合わない」方w。
なんで、前半ちょっとダルい感じがありましたが、後半は物語のドライブに引っ張られて、楽しむことができました。
まあ、1話30分弱で全6話ってのも、手軽に見れてよかったかな。
<あらすじ>
『Tokyo Override』は、AIが生活に深く浸透し、都市生活のすべてが自動化された100年後の東京を舞台にしたアニメーション作品です。
孤独なティーンエイジャーでハッカーのカイは、唯一の友人であるアユミから、ハイウェイと呼ばれる麻薬を手に入れてほしいと頼まれます。アユミの頼みを断れず、カイは治安の悪い地区へ足を運び、麻薬を手に入れますが、その際に厚生省麻薬取締部の影山に捕まってしまいます。特技のハッキング技術を駆使しながら必死で逃げるカイは、ビンテージバイクを乗りこなす「運び屋」集団のヒューゴ、スポウク、ワタリの3人と出会います。彼らと共に逃走する中で、カイはとある事件に関わることになり、調査を通じて理想郷とされる東京の暗部を目にしていきます。
疾走感あふれるバイクアクションと、AIによって最適化された社会の裏に潜む闇を描いたサスペンスフルなストーリーが展開されます。
(ChatGPTサーチ)
位置情報と結びついたIDを住民が持ち、それをベースとして移動の最適化がされている未来社会
…ここら辺をアニメで見せてくれるのが一番の見所でしょうか?
なかなか興味深かったし、ディストピア感が薄いのも、個人的には入りやすかったですかね。
まあ、「その裏では…」って設定があるので、ユートピアじゃあないんですけどw。
アニメ企画としては「バイクアクション」が売りなんでしょうけど、そっちんほうは、
「なるほどね〜」
くらいで、この未来表現と、ハッキングの表現の方が僕は面白かったです。
ここは好き好きですか。
物語的には、「当然」一見合理的に見える未来都市の裏には…って展開になるんですが(「誰が」ってのも見え見えw)、ちょっと黒幕が何をしようとしてるのかが分からなかった…ってのはあるかなぁ。
そのためラストの「処遇」も、どう考えていいのやら。
結局、AIがコントロールする未来都市東京はそのまま動いていくんですけど、それがアンハッピーなんか、どうか。
「PSYCHO -PASS」なんかの確信的な容認みたいなものは感じられなくて、そこは一歩落ちる感じかなぁ。
終盤のアクションは結構好きなんですけどね。
なんでそうなるのかは、わかんない部分も少なからず…だけどw。
もっと主人公の「カイ」の過去とか掘り下げた方が面白かったかもね。
なんであんなに凄腕のハッカーになってるんや、とか。
それじゃあ制作意図(バイクアクション)とはズレてきちゃうけどw。
続編…があるとは思えないけど、もしあるなら、そっちの方に行って欲しいかな?
勝手な希望です。
#アニメ感想文
#TOKYOOVERRIDE
#Netflix