鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

何がそこまでさせるのか…:ドキュメンタリー評「ラバー、ストーカー、キラー」

ドキュメンタリーなのに「どんでん返し」が評判になっているNetflixオリジナルドキュメンタリー。
2012年から2016年にかけて起きた<事件>を追いかけています。
まあ、「どんでん返し」ったって、ジェフリー・ディーヴァーほどじゃないですけど(当たり前w)、なんともはや…。

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離婚した整備士が出会い系サイトで恋人探しを行う。
そこで出会った女性と気楽に付き合い始めるが、やがて三角関係になり、一人がストーカーとなって彼やもう一人の彼女、さらには元・妻や子供達にまで付き纏い始める。
失踪して姿を消した女の執拗なストーキング行為は、やがて放火にまでエスカレートし…


「なんでここまでやらなきゃ…」
なんだけど、それが事実関係のねじれが明らかになると、さらに深淵を覗くような気分にさせられます。
ドキュメンタリーなんで、現在の関係者が登場して発言しますので、その扱いを見てると、
「ああ、こう言うことかな?」
って当たりが付かなくもないんですが、「事実」ですからね。
いや、なんでそこまで…と不可解な気分になっちゃいました。


恋愛や人間の摩訶不思議さに触れたいならオススメの作品。
ほんと、わからんな〜。