鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

ヒュー・グラントがさらって行きます:映画評「オペレーション・フォーチュン」

ガイ・リッチー監督、ジェイソン・ステイサム主演のスパイアクション。
敵役をヒュー・グラントが演じます。
最近、こう言う役回りが多いですな。ヒュー・グラントw。

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英国諜報局MI6御用達の敏腕エージェント、オーソン・フォーチュンは100億ドルで闇取引される“ハンドル”と呼ばれるブツの追跡・回収を命じられる。
フォーチュンは億万長者の武器商人グレッグ に近づくため、グレッグがファンのハリウッドスターのダニーを無理矢理任務に巻き込み、潜入作戦を決行する…


オーソンを演じるのがジェイソン・ステイサム
武器商人をヒュー・グラント、ハリウッドスターをジョシュ・ハートネットが演じます。
この能天気なハリウッドスターを作戦に加えるあたりが「コメディ要素」になるんですが、う〜ん、ジョシュ・ハートネットだとちょっと弱くない?
なんならステイサムと逆にしたほうが、ギャップがあって楽しめたような気も…。


とは言え、ガイ・リッチーの持ち味は、シリアス展開に醸し出るユーモアだったり、カットの新鮮さだったり、編集のシャープさだったりするので、ぶっちゃけストーリー自体はそこまで重要じゃないw。
そう言う意味じゃ、そう言う持ち味は本作にも活きているので、決定的に「面白くない」って訳じゃないんですけどね。


僕自身は「ヒュー・グラント」ファン(しかも崩れてきて、皮肉がどんどんキツくなってる最近の方が好きw)なので、きっちりラストに見せてくれる「空恐ろしさ」には喝采、でした。
しかもちゃんとユーモアも加えている。
分かってるな〜って感じです。


まあ、傑作じゃあありませんw。
ジェイソン・ステイサムか、ヒュー・グラントのファンじゃなきゃ特に見なくてもいいんじゃないかな?
時間潰しにはなるので、スパイアクション好きなら、それなりに楽しめるとは思いますけど。