Netflixオリジナルのドラマ(全10話)。
シーズン2の制作も決まっているようです。
FBIのピーターはホワイトハウスで夜間の電話当番をしている時、元・起業家のローズからの電話を受け取る。
叔父・叔母夫妻から電話番号を聞いたローズは、ピーターに夫妻が殺し屋に襲われ、自分も逃げていると伝える。
ピーターのアシストで窮地を脱したローズだが、彼らは副大統領・その娘・主席補佐官・シークレットサービス、そして大統領本人をも巻き込んだ巨大な陰謀に巻き込まれていく…
ストーリーは割とシンプルなポリティカル・サスペンスで、アクションシーンもしっかりとあります。
逃げ回るピーター&ローズ
政権サイドで陰謀に対処する主席補佐官・副大統領
謎の組織の標的となる副大統領の娘
その娘を護衛するシークレットサービス・コンビ
陰謀の主からの指示で殺しを請け負うペア
… 等々、それぞれが「過去」を抱えた興味深いキャラクターが登場し、それでいて話としては(どんでん返しはありながらも)整理されて進行します。
一見地味だけど、制作費は1話2億とか3億?
まあ、それに相応しい深みのある<絵>としっかりした脚本です。
日本じゃ「VIVANT」が話題になったけど、比較すると、やっぱり「敵わないなぁ」と思わざるを得ないというか…。
個人的にはラストは「う〜ん…」ってとこもあるんですけどね。
シーズン2もあるし、「新ヒーロー登場」的なノリにしたかったのかもしれませんが、それまでの物語のトーンからすると、チョット「派手過ぎ」。
FBIで出世するとか、大統領の直属の分析官になる…くらいの方が良かったんじゃないかなぁ。
シーズン2が「シタデル」みたいになると、チョット…。
1話が45分〜50分。
全体で10話。
…ってのは、リミテッドシリーズとしてはちょうといいサイズ感ですね。
韓国ドラマは面白いっちゃ面白いんだけど、ちょい長いw。(1時間10分×16話…とかだから)
ここのところNetflixのオリジナルのレベルがまた上がってる感じもあって、期待感が増しています。
…その分、時間のやりくりが悩みの種ではあるのですが…。
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