鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

思ってたより史実をベースにしたシリーズのようです:読書録「旗指足軽仁義」

・旗指足軽仁義 三河雑兵心得

著者:井原忠政 ナレーター:柏野昌俊

出版:双葉文庫(audible版)

f:id:aso4045:20230112120744j:image

 

 

「どうする家康」を見てて、

「おや?」

と思ったのがこのシーン。

f:id:aso4045:20230112120814j:image

 

 

「夏目?」

なんか聞き覚えがあって、思いついたのが「足軽仁義」。

この作品で主人公が仕えた国人が確か「夏目次郎右衛門」だったんですよね。

あの話、「三河一向一揆」という家康の3大危機の一つを舞台にしたフィクションで、主人公同様、てっきりこの出来た殿様も架空の人物と思い込んでたんですが…。

いやはや、どうやら実在の人物だったようです。

主人公と因縁浅からぬ関係になる侍・乙部八兵衛も。

かなり史実を下敷きにしたシリーズなんやなぁ…と改めて見直して、その勢いで「2巻」にも手を出してしまいました。

audibleですけどね。

(ちなみに「夏目広次(吉信)」は夏目漱石の先祖だそうです)

 


2巻は曳馬城攻め、掛川城包囲戦、姉川合戦が舞台。

まあ、色々あるんですがw、流れとしては「出世」にそれほど興味のなかった主人公が「出世」を意識するようになった…ってのがこの巻のポイントになるんでしょうか。

曳馬城攻めで出会った女性には振られてしまいますがw、これは今後も何やらありそうな気配。

他にも何やら因縁が生じてしまった人物も登場します。

 


「どうする家康」のペースに合わせると、チョット先走りすぎてるので、少し間を空けようかな?

ドラマにはお田鶴の方も登場してますが…。

これも辛い展開になりそうやなぁ。

 

 

 

#三河雑兵心得

#旗指足軽仁義