・古くて素敵なクラシック・レコードたち
著者:村上春樹
出版:文藝春秋
クラシック・レコードを巡る、ちょっとオタクっぽいエッセイかなぁと予想してたんですが、結構ガチの音楽評でしたw。
手持ちのアルバムから97曲のクラシック曲をチョイスして、そのジャケットを並べつつ、そのアルバム曲を評するというスタイルで、プラス3人のピアニスト・指揮者を取り上げて、エッセイは100本収められています。
まあ、私的っちゃあ私的なエッセイなんですが、その曲のことを知らないと、「?」となる内容。
…なんで、僕はほとんどはジャケットを眺めて斜め読み…って感じでしたw。
これ、クラシック好きな人ならもっと楽しめるんでしょうけどねぇ。
ジャズに関しては村上春樹さんはいくつかエッセイを書かれてますし、和田誠さんとの「ポートレイト・イン・ジャズ」は傑作。
でもこういう感じでジャズのアルバムを並べてのエッセイなんか、読んでみたいなぁ。
ジャズアルバムのジャケットは、もっと「見せる/魅せる」もんがありますし。
とはいえ、所蔵される1万5千枚のLPのうち、クラシックは1割で、ジャズは7割を占めるとか。
「選びきれんがな!」
って話かなw。
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