鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

悪くはないんだけどなぁ:ドラマ評「オルタード・カーボン シーズン2」

Netflixオリジナルドラマのシーズン2。
2月にアップされてたのをようやく見ました

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主人公の役者がシーズン1と交代していますが、これは設定上、当たり前。
むしろシーズン1のキャラが思ってた以上に登場するのに、個人的に驚きました。「ヨエル・キナマン」から「タケシ・コヴァッチ」を引き継いだ「アンソニー・マッキー(アベンジャーズのファルコン)」の評判はネット上ではあまり芳しくないようですが、僕は悪くなかったと思ってます。
まあ、キナマンがハマり過ぎてたってのは確かにありますがw。

 

全8話を3日間で見たので、まあ「一気見」の方でしょう。
そういう意味では楽しませてもらったのは確か。
…なんですが、「シーズン1」に比べると、チョット落ちるかなぁってのが正直なところです。
「シーズン1」自体、諸手を挙げて「大傑作!」って感じでもなかったんですがw、それ以上にシナリオが練りこまれてないいなぁ…と。
「不老不死」を実現化した時代における格差社会を背景にしてる割には、そこらへんの描き方が前作以上に「設定のみ」って感じで、単純なSFアクション度を増しちゃった感じです。
それでも「シーズン1」はキャラで魅せてくれたんですが、そこがちょっと…。
色々ありますが、大好きだったAIの「ポー」が人間臭くなりすぎてる点と、「クウェルクリスト・フォークナー」のカリスマ性がいまいち感じられない点(その分「ヒロイン」度は増してますw)が一番かな。
(「最後のエンヴォイ」の癖にコヴァッチが結構間抜けなのは「シーズン1」も同様なので)

 

とは言え、後半に入って「Wコヴァッチ」になってからの物語展開はナカナカ魅せてくれました。
ラストの展開も個人的にはいいんじゃないかなぁ、と。


なんだかんだ言いながら、最後まで付き合ったんですから、「見る価値ない」とまではいうつもりはありません。
ないんですけど、「おススメか?」と言われると、「まあ、時間と暇があれば…」ってとこですかね?w

 

続編。
あるかなぁ。
あってもいいけど、これで〆ても悪くないような気がします。
あったら見るとは思いますけどね。