鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

ポジティブに未来を語…れてる?:読書録「答え合わせは、未来で。」

・答え合わせは、未来で。

著者:氏田雄介、小川哲、カツセマサヒコ、田丸雅智、長谷敏司、藤井大洋、宮内悠介

出版:日産未来文庫(Kindle版)

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日産が作った「自動運転車」の未来を語ったSF短編集。

国内のSF作家7名(10作品)+編集者(名前は明かされてません)で計19作が収められています。

 


「未来」を語るのに<SF>と言うのは便利な媒体。

高度成長期の日本もそうだったし、今、中国でSFが盛り上がってるってのもそう言うことなのかもしれません。

 


ただまあ「小説」と言う形式はどうかなぁ。

 


どっかで捻りを加えちゃうので(特に短編はそう)、ポジティブ一色で行くのはチョット難しいかも。

チョット前に僕も「未来の風景」をメモ風にまとめてみようと思ったことがあるんですが、箇条書き+αくらいでも、つい捻っちゃいそうになりました。

(結局その作業は中途で放棄したままになってますw)

 


この短編集に「編集者」の作品が含まれるのもそう言うトコじゃないですかね〜。

電子書籍なんで「長さ」はさほど関係ないと思うんで。(値段も100円しないし)

 


「日産」プロデュースだけど、宣伝臭はあまりなくて、面白い試みだと、僕は前向きに評価してます。

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そうそう簡単には自動運転車の時代は来ない

 


…とは思ってますがねw。

(高速道路は行けるかもしれんけど)