鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

生成AIの話よりも発想法の方が面白い。:読書力「「超」創造法」

・「超」創造法 生成系AIで知的活動はどう変わる?
著者:野口悠紀雄 ナレーター:中村友紀
出版:幻冬舎新書(audible版)

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野口悠紀雄さんの生成AI及びそれを活用した創造法に関する本
少し前に出版されてるものですが、Audibleにあるのも友人に教えてもらい、早速聞いてみました(甲谷くん、ありがとう)。


chatGPTとかの生成AIに関する知識は2022年の知識なので、まぁ少し古くなってますね。
ハルシネーションの話とか、検察結果が決して信頼できないって言うようなところについては今も変わりないんですけれども、ウェブの検索がリアルタイムでできるようになっていると言うあたりが根本的に違ってる部分だと思います。まぁそうは言っても間違うのは間違うんですけどね。
ここら辺の最新情報を野口さんがどういう風に認識してるのかっていうのはちょっと知りたいところです。
基本的に野口さんは自分が使ってみた内容しか文章にしないので、そういう点では信頼できるんですよ。
「超整理法」なんかは結構参考になりました。
まぁ政治に関する意見とかについては賛同できないところもあったりするんですけどw。


基本的に本書は
・生成AIの評価
・生成AIを使った文章作成
・生成AIを使ったアイディア作成
・生成AIが社会に与える影響
が大きく描かれています。
生成AIの評価に関しては、さっきも書いた通り、この本が書かれた事と今では少し状況が変わっているので、その点は割引いて考えた方が良いかなと思います。まぁでもそう大きく変わってないので、
「検査結果を信じちゃいけない」ていうのは僕も賛成です


文書作成への活用については大学賛成。
生成AIが文章の要約や翻訳・構成に極めて高い能力を発揮すると言うのは、僕も実感してて、基本的に僕の利用方法もこの分野になります
音声入力を活用してるあたりも大賛成。
音声入力については、勝間和代さんが以前から熱心にやってらっしゃいましたけれども、あれはどちらかと言うとパソコンにマイクを繋ぐスタイル。
高城剛さんが最近メルマガに書かれていましたけれども、iOS 16になってからiPhoneの音声入力機能は格段にアップしています。
したがってマイクを使うのではなくて、歩きながらでもiPhoneに直接話しかけても音声入力がかなり精度高くできるようになっているって言うところがこのスタイルのポイントだと思います


音声入力と超メモ絡ませるあたりも面白いですね。
ここら辺のアイディア作成ところが本書で1番面白いとこじゃないかと。
野口さんはGoogleドキュメントを使っているようですが、最近iPhoneの純正メモアプリもかなり機能が充実してきているので、僕としては充生メモでもいいんじゃないかなぁっていう感じがしますね。
まぁそこまで階層的に何かをやらなきゃいけないほどの仕事とかあるわけじゃないからねw。


80歳を過ぎて、なお野口さんは精力的に新しい知識や試行錯誤を繰り返して、書籍でも書籍も出版されています。
生成AIに対する評価ももう少し前向きになっている感じも…
うーん、読んでみますかね。そこら辺も。