鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

新味には欠けるかな:映画評「アメリカン・アサシン」

療養中につき、引き続き頭を使わない映画を…。

 

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「アメリカン・アサシン」

 

予告編で見たときは、マイケル・キートンの鬼教官ぶりだちょっと面白そうでした。

これについては予想通り。

でもそれ以上、はなかったですね。面白くないわけじゃないんですけど。

悲劇に遭遇したアマチュアの復讐者が、訓練と実践を経てプロになる。

それを、手堅く描いてると言えば描いています。

 

まぁ、テロとの戦いって言うことになってくると、アメリカの場合、「自分たちがやってきたこと/やってること」をどう評価すんのって面もあります。

本作の「敵」にもそういうスタンスがある。

それに正面から向き合うと、話はなんだか複雑になってスッキリしなくなるし、それを無視すると薄っぺらなエンタメになる。

本作の場合、その中間位を押さえてて、結局中途半端な結果になってるって感じかなぁ。

 

原作はシリーズ化されてるようですが、映画のほうはどうでしょう。

僕が見る限りは、ちょっと難しいかな。