鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

ストーリーは添え物:映画評「亜人」

原作の漫画の方は全く読んだことないんで、そっちのことはなんとも言えませんが、この映画に関しては「ストーリー」自体が完全に<マクガフィン>でしたねw。

 

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「亜人」

 

<「亜人」とは

死ぬことが出来ない新しい人類である。

 

どれだけ肉体が傷付いても、

一時的に死ぬことで元通りに再生する特徴を持つ。>(映画冒頭モノローグ)

 

この設定+「幽霊」(ジョジョのスタンドみたいなのw)で、どう言うアクションシーンが作れるか?

ポイントはそこに尽きます。

 

「じゃあ、つまらなかった?」

 

いえいえ、面白かったですよ!

正直、もっとストーリー設定をシンプルにしてもう良いくらい。

「妹」とか、「おばあさん」の話、いる?w

 

綾野剛の演技がちょっとオーバー過ぎるとか、毒ガスの美術がいまいちチャチいとか、細かいこと言ったらツッコミドコロ満載ですが、それは個人的にはどうでも良し。

タップリ楽しませてもらって、感謝、です。

 

とは言え「続編」はいらないかなw。

だって「リピート」になるだけでしょ、コレ?

基本的に「人間」の方が<悪>ですからね。あんまりスカッとしない話にどーしてもなっちゃいます。

 

と言うわけで「アクション」だけ楽しむなら一見の価値はあり。

設定とかストーリーとかに拘りがある人には向かない作品んだと思います。