原作の漫画の方は全く読んだことないんで、そっちのことはなんとも言えませんが、この映画に関しては「ストーリー」自体が完全に<マクガフィン>でしたねw。
「亜人」
<「亜人」とは
死ぬことが出来ない新しい人類である。
どれだけ肉体が傷付いても、
一時的に死ぬことで元通りに再生する特徴を持つ。>(映画冒頭モノローグ)
この設定+「幽霊」(ジョジョのスタンドみたいなのw)で、どう言うアクションシーンが作れるか?
ポイントはそこに尽きます。
「じゃあ、つまらなかった?」
いえいえ、面白かったですよ!
正直、もっとストーリー設定をシンプルにしてもう良いくらい。
「妹」とか、「おばあさん」の話、いる?w
綾野剛の演技がちょっとオーバー過ぎるとか、毒ガスの美術がいまいちチャチいとか、細かいこと言ったらツッコミドコロ満載ですが、それは個人的にはどうでも良し。
タップリ楽しませてもらって、感謝、です。
とは言え「続編」はいらないかなw。
だって「リピート」になるだけでしょ、コレ?
基本的に「人間」の方が<悪>ですからね。あんまりスカッとしない話にどーしてもなっちゃいます。
と言うわけで「アクション」だけ楽しむなら一見の価値はあり。
設定とかストーリーとかに拘りがある人には向かない作品んだと思います。