結構、期待の作品だったんですけどね。
世界的にもヒットしてるようですし。
ただ僕としては、
「スッキリしないな〜」
ってトコが一抹…。
「ブラックパンサー」
面白かったんですけどね。
アクションもワカンダのSF的な世界観も。
ジャッキー・ロビンソン、ジェームス・ブラウンを演じたチャドウィック・ボーズマンは繊細ながらもカックいいヒーローやってるし、「クリード」の監督も、父と子の複雑な物語をスマートで、ドラマチックに盛り上げてくれてます。
アフリカ的な色彩と先進的技術っぽい色彩が錯綜する美術もかなり楽しめました。
…なんだけど、ワカンダの「政治体制」がね〜。
農業後進国を装いながら、実は古代に宇宙からの到来した資源をベースに、超先進的な社会を構築している。
そのアンマッチが面白いんだけど、そのワカンダの政治体制が部族制に支えられた王制…と言う。
う〜ん、「絵」として面白いのは面白いんだけど、ここまで技術が進んでるんだから、政治体制の方ももうちょっと…。
いや、
「所詮、人間なんてそうは変わらない」
ってことなんかもしれんけどね〜。
ラストなんかを考えると、なおさらそんな感じがします。
…ってまあ、エンタメアクションにそんなこと求めても…っかなw。
変わり種の楽しめる映画なのは確か。
さてこれが次のアベンジャーズにどう繋がるのかな?