「コンサルタントを副業とする殺し屋」
っていうのは、少し前に思いついたことがあって、そのことが頭の中にあって観に行きました。
（当たり前だけど）全然違ってましたが。
（僕が考えてたのは「殺しをするためにコンサルタントを装って組織に入り込んだんだが、どんどんコンサルタントの方で成果を出してしまう」…みたいなコメディでした）
そもそも「コンサルタント」というより、「会計士」ですからね。本作の主人公は。
でも予想以上に楽しめました。
まあストーリーとしては「？」な所はありますよ。
ラストがあれじゃ、ジョン・リスゴーは浮かばれないw。（彼も相当なモンではありますが）
別に正義感ぶる訳じゃないですが、倫理的にも「どうよ」って感じはします。
ただ主人公のキャラがいいですね。
ムチャクチャ優秀（裏でも表でも）で、クールな雰囲気なんだけど、実は愛情に飢えてるところがあって、でも人付き合いは決定的に苦手（サヴァン症候群なので）
アンチヒーロー界の「津崎平匡」（逃げ恥）とでもいいましょうか。
絶対、「高齢童貞」だしw。
展開的には、「ナーメテーター」（舐めてた相手がとんでもなく出来るヤツだった）なんですが、女性関係・人間関係においては徹底的に引っ込み思案という塩梅が、実に楽しめました。
ま、もうちょっと「みくりさん」…じゃないや、ヒロイン（ピッチパーフェクトのアナ・ケンドリック）との絡みが欲しかったなぁってくらい。
それじゃ、話が変わっちゃうけどw。
パート２、出来ないかなぁ。
その場合は、是非、ヒロインとの「逃げ恥」展開を！w
