鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

小ネタが結構好きです:映画評「アトラス」

ジェニファー・ロペス主演のNetflixオリジナルSF映画

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AIのハーランが人類に対して反乱を起こし、地球から去って28年。
ハーランを作った科学者の母を殺されたアトラスは、分析官としてハーランが潜伏している惑星を見つけ、その確保のために送られる部隊に同行した
ハーランの仕掛けた罠によって、部隊は壊滅し、アトラスは、AI搭載のロボットスーツと惑星に取り残されることになる
AIに対して強いい拒否感を持つアトラスは、果たして、ハーランの陰謀を止めることができるのか…


まぁストーリー的にはありがちな展開ですかね
で、大筋はありがちな感じで進みます。
ロボットスーツに搭載されたAI (スミス)に反目しながらも、最終的には無二の相棒として一緒に戦う…とかね。
アトラスとハーランの間にある過去の因縁…みたいなものもそれほど衝撃的と言うわけでもありません。

でもなかなか楽しめましたね。
僕は結構好きです。
ストーリー展開と言うよりも、色々と設定の小ネタがあって、それが楽しいんですよね。
AIが生活に組み込まれた未来の日常の様子とか、AIと人間の完全同調の表現とか。
なかなかよくできていると思います。
ちょっと残念だったのは、ハーランの基地の方かな。
なんか典型的な「テロリストの基地」みたいな感じで、もう一捻り欲しかったです。


全体としては「傑作」「良作」の部類じゃないと思いますけど、時間があったときにちょっと見て他の人分には悪くないチョイスだと思います。
しかしAIにて手酷く反乱されてるくせに、その後もちゃっかり日常生活にAIが溶け込んでるんですね
人類も懲りないというか、したたかというか… w。