「キングスマン」シリーズのマシュー・ヴォーン監督による新スパイ映画。
劇場公開は見逃して、AppleTV+で観ました。
エリーはスパイ小説シリーズ「アーガイル」の著者。
作品の展開に悩み、実家への帰省途中の列車で殺し屋に襲われ、エイダンという本物のスパイに助けられる。
彼女が書く「アーガイル」は現実のスパイ活動を<予言>する内容になっていると言うのだ。
なぜ彼女が書く小説は現実のスパイ活動に繋がってしまうのか?
度重なる襲撃を交わしつつ、エリーは<真実>に近づいていく…
ヘンリー・カヴィルの絶壁刈り上げが印象的なルックになってますがw、劇中ではそこまで気になりません。
序盤からテンポよく話が進み、アクションも畳み掛けるようで、退屈はしない。
さすがマシュー・ヴォーンって感じ。
ただ個人的には「大ネタ」部分が、過去の有名SF映画とかぶって、しかもシャープさではそれに劣る…という点が気になります。
正直、そこがあって終盤の展開については、
「まあ、なぁ」
って感じになっちゃったかな。
最後までキレのあるアクション満載ではあるんですけど。
ま、「盛り込みすぎ」かもしれませんw。
趣味的には「恋愛要素」はもっと少なめで良かったんじゃないの…って印象です。
興行的にはナカナカ厳しかったらしくて、予定されてたシリーズ化もどうか…ってとこのようです。
「キングスマン」シリーズとのクロスオーバーも考えられてたようですが。
しかしまあ、そこまでやらんでも…って感じもあります。
コメディ系のスパイアクション好きなら、評価は悪くないのかも。
問題はそのジャンル自体がちょっと飽きられてきてるのかもね…ってとこでしょうか。
約2時間10分。
ちょっと長いしw。