鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

創設譚は、「重い」話でした。:映画評「キングスマン:ファースト・エージェント」

Disney+にて視聴。

結局、解約のタイミングをドンドン失していますw。

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「キングスマン」シリーズの特徴って、個人的には、

 


①テンポの良い演出と物語運び

②キレの良いアクション

③シャープなカメラワーク

④どぎついギャグ

 


…と思ってたんですが、この創設譚については「④」が後退しています。

ラスプーチンを巡る下りあたりには片鱗は見えるんですけど。(バレエ・アクション!)

 


その代わりに持ち込まれているのが、「戦争の非人間性」の訴え。

中盤の第一次世界大戦の前線での物語なんか、

「プライベートライアンか、1917か」

って感じすらあります。

物語的には必要な展開ではあるものの、ここまでリアルに、非情に演出したのは、製作者サイドの意志を感じざるを得ません。

もっともそのことでシリーズ作品としてのバランスは崩れちゃってるかもしれませんが…。

(あるいはこの方向にシリーズを修正していくつもりなのかもしれません)

 


ストーリーとしては「第一次世界大戦を巡る陰謀譚」。

なので、最低限、第一次大戦期の世界情勢からその後(特にナチス勃興)についてな基本的な知識は必要でしょう。

僕はあんまりなかったので、途中でWikiのお世話になっちゃいましたw。

(なんか「ラスプーチン」を調べているうちに、ちょっとした<沼>に入りそうになりましたが)

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しかし「キングスマン」って、第一話では堕落した組織になってるんですよね。

ソコらへんの整合性はどうなのかしらん?

(まあ、設立の思想の中に、ある種の「選民思考」がないとは言えないか)

 

 

 

#映画感想文

#キングスマン

#ファーストエージェント