Disney+にて視聴。
結局、解約のタイミングをドンドン失していますw。
「キングスマン」シリーズの特徴って、個人的には、
①テンポの良い演出と物語運び
②キレの良いアクション
③シャープなカメラワーク
④どぎついギャグ
…と思ってたんですが、この創設譚については「④」が後退しています。
ラスプーチンを巡る下りあたりには片鱗は見えるんですけど。(バレエ・アクション!)
その代わりに持ち込まれているのが、「戦争の非人間性」の訴え。
中盤の第一次世界大戦の前線での物語なんか、
「プライベートライアンか、1917か」
って感じすらあります。
物語的には必要な展開ではあるものの、ここまでリアルに、非情に演出したのは、製作者サイドの意志を感じざるを得ません。
もっともそのことでシリーズ作品としてのバランスは崩れちゃってるかもしれませんが…。
(あるいはこの方向にシリーズを修正していくつもりなのかもしれません)
ストーリーとしては「第一次世界大戦を巡る陰謀譚」。
なので、最低限、第一次大戦期の世界情勢からその後(特にナチス勃興)についてな基本的な知識は必要でしょう。
僕はあんまりなかったので、途中でWikiのお世話になっちゃいましたw。
(なんか「ラスプーチン」を調べているうちに、ちょっとした<沼>に入りそうになりましたが)
しかし「キングスマン」って、第一話では堕落した組織になってるんですよね。
ソコらへんの整合性はどうなのかしらん?
(まあ、設立の思想の中に、ある種の「選民思考」がないとは言えないか)
#映画感想文
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