鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

「山下達郎」と「角松敏生」がプレイリストに入らないのは大欠陥w:読書録「『シティポップの基本』がこの100枚でわかる!」

・「シティポップの基本」がこの100枚でわかる!

著者:栗本斉

出版:星海社新書(Kindle版)

f:id:aso4045:20220226223907p:image


最近、僕が聴くのは、大きく分けるとこんなミュージシャン・曲たちです。

 


①学生時代に聴いていたジャンル、ミュージシャン

洋・邦楽、ロック、ポップ、ジャズ、歌謡曲…ってあたり。

新譜も聴きますが、昔の曲を聴く方が多いです。(新譜、出せなくなっちゃった方も多いし…)

 


②最近、流行りのミュージシャン

洋楽も聴きますが、日本のミュージシャンの方が多くなってます。

星野源、ヒゲダン、あいみょん、米津玄師、YOASOBI、藤井風、yama…といったところでしょうか。

ミュージシャンから新譜を聴くケースもありますが、ストリーミングの新曲や流行のプレイリストから知ってフォローするケースも増えています。

 


③「ネオ・シティポップ」系の曲

「②」にも重なるのですが、Spotifyの専用のプレイリストをチェックするのが割と習慣化しています。

寝る前の読書時間とか、通勤時間なんかに聴くのは結構このプレイリストが多いですかね。

 


「シティポップは世界でトレンドになってる」

…と、やや眉唾っぽくもw、言われてますし、僕自身、「③」で聴くことが多くなってるのは体感しているところ。

「しかし<シティポップ>って何よ?」

ってのは前々からちょっと気にはかかっていて、それもあって、新刊で目についた本書を読んでみることにしました、

 


本書は作者が「これがシティポップ」と考えるアルバム「100枚」を、<勃興期><最盛期><再興期>に分けて、一枚ずつレビューした作品。

電子書籍で読むと、アルバムや曲から「Amazon Music」に飛べるようになってて、なかなか便利です。

(もっとも僕はunlimitedに入ってないので、機能は使えませんでしたがw。でもサブスクになってるのは確認できるので、他のサービス(今回はAppleMusicを使いました)でチェックできるのはありがたかったです)

チョイスされてるアルバムも、

「まあ、こうだろうな」

って感じ。

レビューを読みながら、アルバムごとに適当に何曲かチョイスしつつ、自分でもプレイリストを作ってみました。

 

<黎明期、最盛期>

https://music.apple.com/jp/playlist/%E3%82%B7%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC-%E3%81%8B%E3%82%89/pl.u-8vqlsL5JeY

 

<再興期+α>

https://music.apple.com/jp/playlist/%E5%86%8D%E8%88%88%E6%9C%9F-%E3%82%B7%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC-%E3%81%8B%E3%82%89/pl.u-K4GLTRY0eG


ただし、「シティポップ」を語る上で重要なポジションを占める「山下達郎」がサブスク対応していないので、そこはポッカリ。(作者が「シティポップ」の原点としているのが、シュガーベイブの「SONGS」です。僕は割と違和感ないです)

第2世代を牽引した「角松敏生」もないので、プレイリストは大穴が開いちゃう感じにはなるんですけどね。

 

 

 

「シティポップとは何か」


作者の定義は、

「メロウでアーバンでグルーヴを感じられる」作品。

…いや、なんか赤面しそうw。


<かなり乱暴な言説ではあるが、シティポップはある種のファンタジーだと考えている。例えば、シャンソンを聴くとパリの街並みや石畳を想像し、ボサノヴァを聴くとリオデジャネイロの美しいビーチを思い浮かべるように、シティポップを聴くことで冒頭に書いたような摩天楼やリゾートや大人の恋模様の世界に浸ることができるのだ。>

 


きゃあ〜〜〜〜!

山下達郎が聞いたら吹き出すんちゃうか?

 


…とはいえ、なんといったらいいのか、僕にもわからんのですけどね。

まあ、そういう「っぽい曲」があるとしか言いようがないというかなんというか。

個人的には、

「部屋でじっくり聴くんじゃなくて、スマホで移動しながら聞いたり、読書や作業をしながら聴く曲」

って印象なんですが。

 


というわけで、しばらくは作ったプレイリストを車の中で聴いたり、通勤中に聴くことになると思います。

同乗する家族は嫌がるかもしれんけどw。

 


#読書感想文

#シティポップの基本がこの100枚でわかる

#栗本斉