・ジェンダーで見るヒットドラマ 韓国、アメリカ、欧州、日本
著者:治部れんげ
出版:文春新書(Kindle版)
例によって、Amazonのキャンペーンで半額になってたので…。
いいんですよ、もう。踊らされたってw。
「ジェンダーで見る」ってありますが、確かにそこに重要な論点はあるものの、それ以外にも現代社会、それぞれの国等が持つ社会的な問題・課題点をどういう風にドラマに反映しているか…ってのが論じられています。
そういう視点があることが、ドラマの奥行きを深め、結果としてヒットドラマになる…ってとこですかね。
まあ、そうだろうな…と思います。
ドラマ紹介の前に、それぞれの国・地域での特徴みたいなものが各章にまとめられています。
「面倒やなぁ」
と思わなくもないんですがw、視点の整理には役に立ちます。
日本ドラマについてはネガティブな指摘が多く、「出羽守かいな」とひねくれたくもなるんですがw、ごもっともな指摘ではあります。
「半沢直樹」とか、自分もそう思いながら見てましたしw。
「海外ドラマ、もうちょっと見たいな」
とか思ってるなら、ガイドとしてちょうどいいんじゃないでしょうか。
取り上げられてるドラマは下記。
<韓国>
・愛の不時着:僕もハマりました。
・よくおごってくれる綺麗なお姉さん:「ソン・イェジン」が好きなんじゃなくて、「ユン・セリ」が好きなんだと気づきましたw。
・SKYキャッスル:妻が今見てます。「36話は長い!」
・椿の花咲く頃:妻は気に入ってました。
・ミスティ:ちょっと見たい。
・私の名前はキム・サムスン:少し古いかなぁ。
<アメリカ>
・ザ・グッド・ファイト:面白そう。
・ハンドメイズ・テイル:いやぁ、怖くてついてけそうに…
・ハウス・オブ・カード:途中でやめちゃったんだけど、続き見てもいいかな。
・ビッグ・リトル・ライズ:見たい。…と思ったら、アマゾンプライムから落ちてるやん…。
・ホームランド:長いわ。
・サバイバー:ちょっと見たくなった。バウアーとは違うのね。
<日本>
・半沢直樹:「昭和」ですわな。
・わたしの家政夫ナギサさん:確かにヒロインの働き方へのメスが浅い。
・きのう何食べた?:好きだけど、全部は見てません。見ようかな。
・結婚できない男/まだ結婚できない男:「できない」という評価はどうよ…という指摘はごもっとも。
・カーネーション:面白そうだけど、見るのは大変だろうな〜。
<欧州・カナダ>
・アウトブレイク:興味あり。
・アンという名の少女:「赤毛のアン」に興味ないので…。でもこのアップデートは良いなと思います。
・アンオーソドックス:怖い。
・コペンハーゲン:面白そう。
・またの名をグレイス:怖いって。
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