・おじさんはどう生きるか
著者:松任谷正隆
出版:中央公論新社
「はっぴいえんど」以降の日本のロック草創期の話をちょっと聞いてみたくて、その1人でもある松任谷正隆さんの話を…と思って買った本が、こんなに下らなくていいのか…w。
いやいや、「僕の音楽キャリア全部話します」を買おうかと思ったら、横に出てきたコッチの方が面白そうで…って完全に自己責任なんですけどね。
松任谷正隆。
そりゃ、昔からどう言う方かは存じ上げているし、結構メディアでも発言される方なんで、人となりも何となく知ってたんですが、そこらへんの印象から言えば、
「なんか、面倒そうな人」
本書を読んでも、
「あ〜、ヤッパめんどそうな人やわ〜」
と再確認w。
ただ年齢とともに「大人」にはなっていて、「思ってはいても、口には出さないようになっている」。
ここら辺の塩梅が実に楽しいエッセイになっています。
笑かせてもらいました。
あとユーミンのイメージも結構、ねぇ。
「電動自転車」乗ってんねんやw。
<このあいだも借りているポルシェに乗せて、これはどこのクルマだ?とマークを隠しながら聞いたら、「この乗り心地はトヨタだわね」などと堂々と答えてくれた。少々感性に疑問あり、かもしれない。>
見て分からんのかい!
挿画も松任谷さんご自身が書かれているとのこと。
チョロっと音楽活動のことも触れられてて、それはそれで当初の目的も1ミリくらいは達成できたのかも。
楽しい本です。
おススメしていいのかどうかは、悩んじゃうけどw。
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