個人的には「THE有頂天ホテル」「マジックアワー」あたりは「う〜ん…」って感じだったんですよ。
「清洲会議」は「おお、こう来たか」ってちょっと盛り上がったんですが、「ギャラクシー街道」は知らん間に公開が終わってたw。
で、「どうかな〜」って半ば心配だったんですが…
OK。
本作は楽しめました。
記憶にございません!
芸達者たちを揃え、細かく<笑い>を積み重ねて、着地点としては「気持ちがいい」。
コメディ映画の見本のような映画じゃないですかね。
バタバタ感が控えめなのがちょっとオールドスタイルって感じもしますが、個人的にはこういうの大好きです。
設定を知った時には、ケヴィン・クラインとシガニー・ウィーバーの「デーヴ」(大好きです)をちょっと思い出したんですが、あれよりももっと「毒」や「批判性」はないですね。
政策的に変わったのって、水面下で進んでた「K2」プロジェクトと、財務大臣(小林隆がエコスーツ、着てます)がこれまた内々に進めてた「アレ」くらいですからw。
家族の絆は取り戻したけど、支持率はさほど上がらず
…って、そりゃそうでしょうw。
まあでも、主人公の中井貴一、悪役の草刈正雄、政治ゴロの佐藤浩市…と、みんな楽しそうに演ってます。
それを見てるとコッチも気持ち良くなってくる。
まあ、そんな映画でしたね。
映画館も普段よりも年齢層高めの観客で、結構入ってました。
宜しいんじゃないでしょうかw。