ふと気がつくと、昔は何の疑問もなくやってたことが、いつの間にやら「非常識」になってて、新しい「常識」に置き換わっていることがあるなぁ、と。
<決算で見えた、串カツ田中「全席禁煙」戦略の成否>
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190116-64150184-business-bus_all&p=1
「飲み会での喫煙」なんかは、その過渡期(後期)かなぁ。
僕が社会人になった30年前には「飲み会」どころか、会社のデスクで普通に喫煙。
5、6年前だと、食事の際の「喫煙」は厳しくなってきてたけど、「飲み会」はまあ、デフォルトは「喫煙OK」。
今はデフォルトは「喫煙NO」じゃないか、と。
(もちろん個人的感覚なんで、所属する会社やコミュニティによって差はあると思いますよw)
僕自身は15年前に禁煙してるんですが(それまでは40本/1日のヘビースモーカー)、それほど喫煙に対してネガティブではない。(同席者が吸っても特に気にはなりません)
でも喫煙者への風当たりは凄く感じますねぇ。
反喫煙者の意見も十分に分かりますが。(妻がそうですし)
<松本人志「体を使って」発言が物議、 BPO案件と訴える声も>
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190114-00010008-jisin-ent
セクハラ・パワハラは「過渡期(中期)」?
ただこれは急速に流れが変わってきています。
SNS等による「告発」「暴露」もあって、昨日と今日とでは様相が刻一刻と変わってきている印象があります。
「告発」「暴露」があった場合、受けた組織側の方に透明性・公平性が強く求められますからね。(むしろそこを読み誤った組織等がさらなる「告発」によって痛手を被っているのが、最近の流れかと)
ある種の社会的な文化・マインドセットにも関わる部分だけに、軋轢も多そうですが、全体的な方向性は間違ってないと思ってます。
(「自戒」も必要ですが)
「インフルエンザ」に対する対応なんかも変わったなぁ、と。
一昔前だと、
「俺はインフルエンザには絶対に罹らない。なぜならどんなに熱があっても病院に行かないから。(診断が出ない)」
などと言うモーレツ社員もいて、一種の憧憬のマトだった時代もあったように思いますが、今やそんなヒトは「疫病神」扱いでしょう。
ここら辺、女性の職場への進出も影響してるんでしょうか?
これはもう「過渡期」は過ぎて、「定着」してるように思います。
「格差」「分断」「ヘイト」…あたりは、目につくようになってきていると感じますが(ここら辺はSNSによる「可視化」の影響もあると思います)、諸外国に比べると、、まだ「マシ」な方じゃないか、と。
ただここは今後が心配なところではあります。
こんなことが「新しい常識」にならないように、外国の状況なども踏まえつつ、ハンドリングして欲しいなぁと考えています。
もちろん身近なところでは、自分自身の考えや家族との対話による問い掛け・確認も重要だと思ってますけどね。