鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

なんでこんな話をw:読書録「水戸黄門 天下の副編集長」

・水戸黄門 天下の副編集長

著者:月村了衛

出版:徳間文庫(Kindle版)

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ハードボイルド系のアクション小説を主戦とする作者。

「月村了衛」にはその印象が強いです。

出世作の「機龍警察」はSF設定だし、時代小説も何作か書いてるのは知ってますが、それらも基本的にはシリアスなハードボイルドアクション…

 

と思ってたんで、

「ナンジャコリャ」

が正直なトコでした。

 

「国史」(大日本史)の刊行の遅れに業を煮やした水戸光圀が、編集責任者の安積格之助と佐々介三郎を引き連れ、締め切りを遅れている執筆者の尻を叩くために諸国漫遊。

 

弥七やお銀っぽいキャラも登場。

あ、八兵衛はいなかったかな?

 

まあ面白かったからの良いんですけどね。

でも作者に引き続きこの路線で…ってのは微妙。

こう言うのを書ける人は他にもいるでしょう。

もっとハードアクションものを…

 

その息抜きがしたかったんですかねぇw。