・日曜の午後はミステリ作家とお茶を
著者:ロバート・ロプレスティ 訳:高山真由美
出版:創元推理文庫
本格推理もハードボイルドも好きですが、「ミステリの愉しみ」って言うと、こんな感じの作品が頭に浮かびます。
日本だと北村薫さんに代表される「日常ミステリ」が近い線になるんでしょうが、もうちょいエンタメ寄り。
「日常ミステリ」には「心の闇」が付き物ですからw。
初期のミス・マープルの短編集。
そして何より「黒後家蜘蛛の会」!
この路線です。
本書に収められてるのは「14編」。
隙間時間で楽しめるこの短さが、また良いんですよねw。
続編…はなかなか難しいでしょうが、日本で人気が出て、特別編集で…ってなトコを期待したいところ。
本家「黒後家蜘蛛の会」もリニューアル版が隔月発売される様ですから、それっぽいブームにでもならないかな…などと思ったりしてますw。