鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

こう言うの、好きです:読書録「日曜の午後はミステリ作家とお茶を」

・日曜の午後はミステリ作家とお茶を

著者:ロバート・ロプレスティ  訳:高山真由美

出版:創元推理文庫

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本格推理もハードボイルドも好きですが、「ミステリの愉しみ」って言うと、こんな感じの作品が頭に浮かびます。

日本だと北村薫さんに代表される「日常ミステリ」が近い線になるんでしょうが、もうちょいエンタメ寄り。

「日常ミステリ」には「心の闇」が付き物ですからw。

 

初期のミス・マープルの短編集。

そして何より「黒後家蜘蛛の会」!

この路線です。

本書に収められてるのは「14編」。

隙間時間で楽しめるこの短さが、また良いんですよねw。

 

続編…はなかなか難しいでしょうが、日本で人気が出て、特別編集で…ってなトコを期待したいところ。

本家「黒後家蜘蛛の会」もリニューアル版が隔月発売される様ですから、それっぽいブームにでもならないかな…などと思ったりしてますw。