・「最前線の映画」を読む
著者:町山智浩
出版:インターナショナル新書
父の葬儀後、まだフィクションを読む気にはならず、かと言ってボーッと時間を潰すのもなんだかな〜と思って、金沢に戻る新大阪の駅で購入した本。
まあ、リハビリみたいなものです。
ここ数年の新作映画についての映画評を収めたもので、パンフレットや雑誌に発表したものと書き下ろしが混在しています。
取り上げられている作品は20作。
ブレードランナー2049(○)
エイリアン:コヴェナント
イット・フォローズ
ドント・プリーズ
哭声/コクソン
沈黙ーサイレンスー
セールスマン
エル ELLE
シンクロナイズドモンスター
サウルの息子
ルック・オブ・サイレンス
ラ・ラ・ランド(○)
ベイビー・ドライバー(○)
ダンケルク(○)
アイ・イン・ザ・スカイ
ワンダーウーマン(○)
メッセージ(○)
マンチェスター・バイ・ザ・シー
ムーンライト
LOGAN/ローガン(○)
観てるのは「○」をつけた7作品。
…少ないねw。
選ばれてるのは町山さんが「面白い」と思った作品なんでしょうね。
観てない映画に関する評も面白く読めるし、観た映画についても、一歩深い「何か」を教えてくれます。
それを知識のひけらかしにならない線におさめて読ませるのが町山智浩流かな?
観てないのはドレも観たくなるけど、特に「沈黙」と「エル」ですね、強く観たいと思ったのは。
この2作は「評」の方も素晴らしいと思います。
もっとも観るには「体力」も要りそうなんで、時期は選ぶ必要があるかも?…ですがw。