・片づけHACKS! がんばらないで成果が上がる「場を整える」コツと習慣
著者:小山龍介
出版:東洋経済新報社
- 作者: 小山龍介
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2016/11/25
- メディア: 単行本
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スマホを買った頃には随分と読んだんですけどね、HACKもの。
でもかなり久しぶりに読みました。
まあ自分でだいぶ「使える」ようになったし、情報の回転が「書籍」じゃ追いつかなくなったし、内容がコツやガジェット、アプリなんかの紹介から「考え方」や「思想」「スタンス」に比重が置かれた本が増えてきたってのもありますかね。
そりゃ、いつまでもネタは続きません。こういうのはw。
本書を手に取った一番の理由は新大阪駅で時間があって、目についたからなんですがw、モチベ的には「自分がやる」というより、「後輩とかに紹介できるネタがあるかな?」っていう最近のノリのせいですかね。
何かを伝えたい時、やっぱり「書籍」ってのは役に立ちます。
自分の言葉じゃ舌足らずなとこや、思い込みに寄っ掛かったところがあったりしますから。そういうところをバランスよく伝えてくれるヒントを本は与えてくれます。
それにやっぱり「本」ってのはそれなりに「権威」がありますよ。普段あまり読まない人には特にねw。
本書についても、ツールやソフト、ガジェットの紹介と、「考え方」「スタンス」なんかの説明が混在したところがあって、もうちょいそこら辺整理した方が、とも思わんでもないかな。
でも適度にツールなんかの紹介があるのは敷居を低くしてくれるし、「見た目」の面白さもあるから、「読み物」としては案外こういうバランスがいいのかもしれません。
ちょっとVUFINEを購入する気にはなれませんがw。
「情報」に対する考え方は、個人的には整理の助けになりました。
チームワーキングはちょっと制約が多すぎて、面白いけど自分ではできませんが、考え方は参考になります。
仕事の仕方としての「内段取り/外段取り」「フロントローディング」「タスクの小ロット化」「自分へのアポ」とか、情報の「収集」から「コンテキスト化」への転換とか、なかなか面白いです。
その先にある「新しい働き方」については、同じことはできなくても、「考え方」として参考にできることは少なからずあると感じました。
…というわけで、久しぶりのHACK本、楽しませてもらいました。
「じゃあ、次」って気にはなりませんがw。