鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

「駄作」なのは間違いなけど…:映画評「BE COOL」

小気味のイイ佳作「ゲット・ショーティ」の続編。
前作が大好きだったんで、大期待で公開時に見て、あまりの酷さにボー然の覚えがありますw。
今回はアップルビデオでプレミアムになってるのを見つけて、サンダーバードで視聴。


ビー・クール [DVD]

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「Be Cool」


「パルプ・フィクション」に乗っかり、「エアロスミス(スティーブン・タイラー)」に乗っかり、何より「ゲット・ショーティ」に乗っかった志の低い作品で、その感想は再見でも変わりませんw。
前作が「映画製作」を巡るドタバタでありながら、その「映画」を「見せない」ところにミソがあった(成功するかどうかわかんないのに、関係者が血道をあげる)のに、本作では「結果の作品」を見せちゃってます。
何より、これが台無し。
エアロスミスとの共演がスタートするあたりをラストに持って来るくらいにすべきだったんじゃないかなぁ、と。


とは言え、トラボルタの「チリ・パーマー」は相変わらず魅力的だし、パチクリのユマ・サーマンとのダンスもイイ感じ。
Black Eyed Peas、イイですなぁ。改めて「Sexy」を聴き直しております。


ま、駄作は駄作。
でも嫌いにはなりきれないんですよね、何となくw。