鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

まあ、これはこれで良いんですが・・・:映画評「探偵はBARにいる2」

大泉洋主演、松田龍平共演によるシリーズ第2作。
前作は、それなりに面白く観ましたが、「レンタルで十分」って感想。
結局、本作もそんなとこでしょうか(笑)。




「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」



大泉/松田のコンビは相変わらずイイ感じ。原作はもう少しシリアス寄りだと思うんですが、このコンビで映画はコメディ色が強くなっています。
とは言え、
コメディアンの大泉の方にシリアス寄りの役を振って、松田龍平にコメディ役を担わせる。
このバランスが全体として浮つき過ぎないところにシリーズを落ち着かせているように思います。
ま、前作より、本作の方がコメディ色は強くなってますがね。(ジャンプ台のシーンとかw)



一方でシナリオは相変わらず「弱い」。
結局キャラクターでは見せるけど、「ストーリー」や「映像」は今ひとつ・・・という、かつての「Vシネマ」的な作品に収斂してる印象です。
それはそれで悪くはないんですが、直前に「捜査官X」みたいな作品を見ちゃうと、考えさせられちゃうんですよねぇ。
ま、アレを求めるような作品じゃないのは十分承知してるんですが。



続編があれば、多分「レンタル」します。
でも映画館には行かないかな?
そういう作品だと思いますね。