鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

「1作目」とは別物と思えば・・・:映画評「96時間レクイエム」

これまた宇多丸さんの評はズタボロでしたがw(ウィークエンドシャッフル)。
まあ出来が悪いのは確か。
でも「シリーズ」と思わなければ、「あそこまで言わなくても」ってくらいではあると思います。



「96時間レクイエム」



邦題とか、もう訳がわかんなくなってますねw。一作目は割りとはまってましたが、シリーズになるのは「想定外」ってことでしょう。原題はまあ、ギリギリつながりはあるんですがね。


ただ作品としては、シリーズと考えると、つじつまが合わなくなってきているし、そもそも一作目の、
「家族からさえ見放されつつあるダメ親父が、実は・・・」
って言う見所がなくなっちゃってるのはどうかと。
「プロとしてのスキルと経験を生かしながら、家族のために暴走するオヤジ」
ってのも、
「プロとしての・・・」
のあたりが詰め切れてなくて、「暴走」だけが目立つ展開で、「大味」になっちゃってます。


早い話、一作目の「良いところ」は(宇多丸さんの言ってたとおり)なくなっちゃってますw。
だからそれを期待してたら、評価は「最悪」。
でも、そこんところは忘れちゃって、「アクション映画」として見れば、
「まあ雑だし、穴だらけだけど、観れなくはない」
ってくらいにはなるんじゃないかなぁ。
甘いかもしれませんがw。


ちなみに元・妻の現在の夫。
一作目とは役者が変わってますが、印象が変わり過ぎ。
これは「どうかな?」ですね。