確か宇多丸さんも誉めてたんですよね。
でも今更、トム・クルーズがマッチョヒーローやらんでも・・・
と言うのが正直な事前の予想だったんですが、観てみると、これが意外に・・・。
作りはかなり地味。
爆発もなけりゃ、サイコな敵役も出てこず、お色気の方もサッパリ。(ヒロインが好みのタイプだったんで、ちょっと残念)
80年代以降、アクション映画がどんどんエスカレートしてきて、そのリアリティをCG技術が支えてきたんだけど(クルーズ作品にもそういうのがある。行き着く果てが「エクスペンダブルズ」w)、本作はそこから一歩下がって「原点回帰」的な気配があります。
ポイントは「主人公の魅力」。
はい。
このジャック・リーチャー、僕は好きですね。
宇多丸氏も指摘してたけど、ホント、プロデューサーとしてのトム・クルーズの「目」は結構確かなものがありますね。
このタイミングで、こういう映画をチョイスするってのはナカナカだと思いますよ。
興行的にどうだったのかは知りませんが、「次があったら見てみたいな」という気分にはなっています。
原作も読んでみようかなぁ・・・。