鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

なんか緩いな〜と思ってたら:読書録「ブラック・スクリーム」

・ブラック・スクリーム

著者:ジェフリー・ディーヴァー  訳:池田真紀子

出版:文藝春秋(Kindle版)

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なんか今回の犯人は緩いな〜

…ってのは前にもドッカでありました。

で、当然ディーヴァーが意図もなくそんなことをするはずもなく、どんでん返しがある訳ですw。

 

難民に苦悩するイタリア(ナポリ)を舞台に、善・悪の境界線定かならぬ設定を、それでもリンカーン・ライムは「真実」を追って、物的証拠を読み明かしていく。

 

ラストにはシリーズそのものの大転換も示唆されますが、訳者あとがきで紹介されている次作あらすじを読むと、それはクスグリだけかな?

今回のゲストキャラを考えると、それも面白いかなと思ったりもしたんですが…。

 

個人的にはリンカーンとアメリアのやり取りがもうちょっと欲しかったところ。

ま、それはラストのサプライズで勘弁ってとこでしょうか。