鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

読書録「早雲の軍配者」

・早雲の軍配者<上・下>
著者:富樫倫太郎
出版:中央公論新社(Kindle版)



今年の年末年始休みはいつもより長かったんですけど、アッチャコッチャ移動するスケジュールになってたので、まとまった読書時間は取れないかな〜と。
で、「硬い本」は避けて、「エンタメ」系&電子書籍ということにしました。
最初に選んだのが本作。
結構な評判を聞いてましたからね。



読み終えての感想は、
「評判通り」。
面白かったし、続編が読みたくなる作品でした。
「軍配者」シリーズとしては既に3作出ていますが、本作で鮮烈な印象を残す「北条早雲」もシリーズとして発表されるようです。
これまた「評判通り」ですかね。
確かに本作で描かれる「北条早雲」は「読みたくなるキャラ」だと思います。



「軽い」
と言えば軽いかもしれません。
従兄との確執や、一族の軋轢なんかは、もう少し突っ込んだ方でも面白くなったかな、と。
でもシリーズとしてはコレくらいに納めた方がいいのかなとも思います。
あんまり重くなると、3作も読むのがしんどくなりますから(笑)。



次作は「山本勘助」で「信玄の軍配者」。
3作目が「謙信の軍配者」となります。
勢いで書籍で買うところまでは行きませんがw、電子書籍化されたら読もうかな、とは思っています。
早くならないかな〜。