鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

クリプト、最高!:映画評「スーパーマン」

ジェームズ・ガンによる「スーパーマン」リブート。
個人的にはヘンリー・カヴィルのスーパーマンが大好きだったので、ジェームズ・ガンが今回カヴィルを使わなかったのはすごく残念だったんですけど、見てみたら、
「あ、これはヘンリー・カヴィルじゃできないな」
って納得。
あと、見る前は,クリプトっていう犬とかミスター・テリフィックとかいるのって感じがしてたんですけど、見終わったら、
クリプト最高!ミスター・テリフィック最高!
でしたね。
個人的にはスーパーマンよりも良かったですw。

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(映画.com)
1938年に発行されたコミックに始まり、幾度も映画化されてきたアメコミヒーローの原点「スーパーマン」を、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」のジェームズ・ガン監督が新たに映画化。

人々を守るヒーローのスーパーマンは、普段は大手メディアのデイリー・プラネット社で新聞記者クラーク・ケントとして働き、その正体を隠している。ピンチに颯爽と駆け付け、超人的な力で人々を救うスーパーマンの姿は、誰もが憧れを抱くものだった。しかし、時に国境をも越えて行われるヒーロー活動は、次第に問題視されるようになる。恋人でありスーパーマンの正体を知るロイス・レインからも、その活動の是非を問われたスーパーマンは、「人々を救う」という使命に対して心が揺らぎはじめる。一方、スーパーマンを世界にとって脅威とみなす天才科学者で大富豪のレックス・ルーサーは、世界を巻き込む巨大な計画を密かに進行。やがて、ルーサーと彼の手下である超巨大生物KAIJUがスーパーマンの前に立ちはだかる。世界中から非難され、戦いの中で傷つきながらも、スーパーマンは再び立ち上がっていく。

スーパーマン/クラーク・ケントを演じるのは、「Pearl パール」「ツイスターズ」などで注目されるデビッド・コレンスウェット。ロイス・レイン役にはテレビシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」で知られるレイチェル・ブロズナハン。宿敵レックス・ルーサーには、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のニコラス・ホルトが扮する。


話としては、非常に脚本がよくできていると思います。
スーパーマンって、ある意味、完全無欠で、
それこそ超人なんだけれども、今回のスーパーマンっていうのは間違える人なんですよね。
人が殺される、戦争で殺されるということを避けるために、個人の判断で国家間の紛争に介入するっていう、
いやなんだかちょっと最近のトランプを思わせるような、そんな動きなんだけれども、
そのこと自体の是非は、今回は物語の中ではまあうまく処理をしていますけれども、問いかけとしては残ったままになっています。
個人と国家ってのはマーベルでも話されてる内容ですよね。


だからそういう意味で言うならば、この点はスーパーヒーローものの一つの大きなイシューになっていると思うんだけれども、その中で
個人として弱点があり、善意と個人の正義感で行動するけど、ときに間違える。
それでも間違えたら、そこを正し直して一歩前へ進んでいく
そういうキャラクターにスーパーマンを設定したっていうのがすごいと思いますね。
実の両親と養父母の設定も絶妙だよね。
養父母はホント冴えないんだけどw、だからこそってのがある。
ストーリーもテーマも錯綜するんだけど、それを整理して、キチンとその上でエンタメに仕上げる。
それを2時間の脚本の中で作り上げているっていうところにはすごく関心をしました。


その延長線上でレックス・ルーサーもなかなかいい。
レックス・ルーサーとスーパーマンの思想対決のあたりは非常に緊迫感もあったし、ある意味どちらにも一理あるっていう感じになりました。
最後はレックスが王になるのを狙ってたみたいなオチを作って、作品としては決着はつけてるんですけどもね。
でも彼の投げかけた問題提起そのものは火種としてはくすぶるところがあるでしょう。
(ルーサーにはちょっとピーター・スティールを思わせるところなんかがあって、面白かったです)


次の映画化は確か「スーパーガール」になるはずで、スーパーガールには特に興味はないんで、見ないんじゃないかなと思ってたんだけど、俄然興味が湧いてしまいました。
だってクリプトが出そうだから。
いやもうほんとクリプト最高!
煎じ詰めれば、そういう映画w。


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#ジェームズガン