マ・ドンソク、まさかの頭脳派役。
まぁ、アメリカ国籍を持つ韓国人の役で、複雑な心境を滲ませてるあたり、はまる部分もあるわけですが。
ストーリーとしてはイ・ビョンホンとハ・ジョンウが中心のBuddyもので、マブリーは脇でしたね。
もっとデザスタームービーっぽいのかと思っていましたが、そこら辺は背景で、ハードなミッションを立場の違う二人が遂行するという構図の映画です。
バディものとしての展開は、韓国映画らしいぬるいコメディー要素が顔を出していて、個人的には「う〜ん…」と言うところもあります。
もっとも終盤に向けての盛り上げは最近の韓国映画らしく大したもので、分かってるけどグッときちゃいました。
イ・ビョンホン、泣かすなよ〜。
白頭山の噴火で北朝鮮は壊滅。
続く噴火を止めるために北朝鮮が保有していた「核ミサイル」を利用しようとする韓国。
そのミッションに引き込まれる北朝鮮スパイ。
そこに介入してくる米国と中国。
「自分達の国を守ることができるのは、そこに住む自分たちしかいない」
「半島統一」をにじませたテーマもまた「韓国映画風」なんですが、ロシアのウクライナ侵攻に対抗するウクライナ軍やウクライナ国民のことが頭をよぎると、その主張の重みも少し違った感じで受け止められるような気がして…。
気合の入った映画だし、CGもアクションもナカナカもの。
でも僕が期待してたのとはチョット違うかな〜ってのが正直な感想です。
面白かったんですけどね。
#映画感想文
#白頭山大噴火