鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

えっと、ハントの奥さんは...:映画評「ミッション・インポッシブル ローグ・ネイション」

シリーズ5作目。
3作目/4作目はイーサン・ハントと妻の関係が作品のベースにありましたが、本作では何だかなかったようなことに...。
ヒロインとのロマンス色が薄いあたりにその設定が活きてるのかもしれませんが、薄いが故に、もっとロマンティックになっちゃってた気も....
もっとも、これは本作の「好評価」のポイントでもあります。
やっぱ、スパイに妻子持ちは、どうもねw。



「ミッション・インポッシブル ローグ・ネイション」


個人的にこのシリーズで好きなのは「2」なんですが、本作はそれに並ぶくらい好きかも。「2」の方は、「ジョン・ウー」好きの部分の加点が大きいので、「ミッション・インポッシブル」としてはコッチの方が評価が高いくらいかもしれません、
トム・クルーズも、もう50過ぎでしょ?
それをスタントなしで、この迫力。
バイクのチェイスシーンはナカナカ見れないくらいのレベルの高さと緊張感。
作品ごとにキッチリ「アクション」のレベルを上げてくるのは、ホント大したものです。


あと本作は「ヒロイン」。
「レベッカ・ファーガソン」?
全然知りませんがw、彼女が抜群にイイんですよ、これが。
下手したらハントを超えるくらいのアクションの切れ見せながら、色気もバッチリという...。
ラストの台詞にもしびれましたゼイw。


「日本のいちばん長い日」が非常に志の高い映画であるのは間違いありませんが、ある意味では本作も「志が高い」。
その「志」がしっかり「エンタメ」として結実してるわけです。


さて、次はあるのかな?
なくてもイイけど、あったらヤッパリ見ちゃうんだろうなぁ。