・書くのがしんどい
著者:竹村俊助
出版:PHP
もっと中身の軽い本かと思ってたんですが(スミマセン)、結構バシッと響いてくるとこのある本でした。
SNSをシッカリ書きたい人にとっては参考になるんじゃないでしょうか。
少なくともこういう「視点」はあり得るというのは知っておいていい。
僕自身は、ブログ・note・Facebook・Instagram・Twitter…と使ってるんですが、あんまり使い方の整理はしてません。
基本的には学生時代から断続的に続けてきてた「読書録」をネットに移行したのが最初で、そこから大きく変わってないんですよ。
まあ、「自分向けのメモ、心覚え」って感じですかね。
物珍しさで色々手は出してるものの、戦略的なことは全くなくて…。
書く時間も、「30分以内」って決めてますから、あんまり校正もしない。(これはし始めるときりがない、ってのもあります)
そういう観点からすると、本書の「取材して、校正をシッカリする」って方針は、僕の現状のSNSの使い方とはズレています。
そもそもの位置付けが違うから、それがそれでいいんですが、そこに安住してて、あまりにも書きっぱなしにしてるんじゃないか…ってのが反省ですかね、読み終えての。
今更大きく何かを変えるつもりもないんですが、もうちょっと考えてみよ…というのが今の心持ち。
それで自分の文章が変わるのか、あんまり変わらないのか。
…それは「これから」です。
とりあえず、放りっぱなしにしてるTwitterの使い方をチョット考え直してみます。
本書の章立てはこんな感じです。
1 書く以前の「取材」と「思考法」
2 「わかりやすい文章」の基本
3 文章を「たくさんの人に届ける」方法
4 商品になる「おもしろい文章」はこうつくる
5 書くことを「習慣」にする方法
6 「しんどい」の先にある新たな自分
学生時代の「現代国語」の知識と、社会人になってからの「ビジネス文書」の作法に侵された頭には2章から4章(特に4章)が刺激になりました。
「文学的な文章」や「論理的な文章」を書くってのとは少し違って、「SNSに適した文章」ってのはどういうものかっていうのを知る意味で。
そこに良し悪しはなくて、「そのメディアに適した文章ってのがある」っていうことです。
しかしまあ、こういう本の感想って、書きづらいw。
だって「書かれてること」をどう反映するかってのありますから。
そこにこだわってたらいつまで経っても感想なんかアップできないから、今回のこの文章はいつものスタイルで書いてます。
「それがアカンねん」?
ま、そうかもしれませんが、それはまたオイオイ…ということで。