鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

伊福部昭の音楽に燃える:映画評「シン・ゴジラ」

なんかスッキリしたい気分だったので、終業後に駆けつけて鑑賞。
スッキリ…はしなかったけど、イイ映画だったと思います。前評判も上々なのは知ってましたが、期待は裏切られませんでした。



「シン・ゴジラ」


パトレーバー2×エヴァ×ゴジラ(初代)


って感じでしょうか?
ただ「押井守」に比べると、「官僚」「エリート」ってものへの期待感があるのかな?押井守だと基本的には「はぐれもんエリート」の話になっちゃいますからねw。
官僚的なモノに翻弄されながら、それを否定するのではなく、それを受け入れながらも「現実」に対処していくってのは、日本的といえば日本的だけど、あまり描かれないスタンスだとも思い、興味深かったです。
「こうあって欲しいな」
って意味からも。


全体的に役者陣の配し方は良かったと思います。
「石原ひとみ」はどうかな?
ヒラリーとかキャスリーン・ケネディなんかを考えると、こういう路線は違うんじゃないかな、とは感じましたが。


まあ何にせよ、「伊福部昭」のテーマは燃えますわ。
とくに「作戦」はね。こっちに比重が置かれてるのが庵野作品っぽいともいえるかな。