「本能寺ホテル」を観ようかどうか考えてる時に、本作が同じスタッフの作品ということを知って、サンダーバードでの帰沢中に視聴。
…でもコレはどうよ?
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こういうデッカいホラそのものは嫌いじゃないんですけどね。
でも「大阪国」の仕組みって、個人的には何か納得できませんでした。
「父と子」
そのテーマは嫌いじゃないですよ。
でもそれが「仕組み」や「制度」のなると…。
なんだかそこには「排除」の気配を感じてしまいます。
実際、プリンセスは自分の出自を知らないわけですし、綾瀬はるか演じるヒロインも真相からは一線を画されています。
主人公に対する「大阪国民」の強い反発の在り方も、何やら差別的な雰囲気を…。
一方で性同一性障害の登場人物なんかも配していますから、もしかしたら原作にはそういうところへの目配りもあるのかもしれませんが、少なくとも映画の方はスッキリしない視聴後感がありました。個人的には…ですけどね。
ま、年間5億の補助金で、400年続いたこう言う壮大な「仕掛け」が保存できるなら、それはそれでいいかって気もせんでもありませんがw、自分がその器に載せられるのはカンベンですかね(一応、大阪府民ですのでw)。
「本能寺ホテル」…レンタルになってからでいいかなw。
(プリンセス役の「沢木ルカ」は結構いいと思ったんですが、現在は芸能活動を休止中なんですね。ちょっと残念)